自分の本を出すことに再度挑戦するために7月のある土曜日、G出版会社主催の「出版セミナー
&相談会」に参加した。
セミナーは日経新聞の広告欄で知った。
予約をして行ってみると会場は若い人からご年配の方まで一杯。
暑い日でもあったが、それに負けないくらいの熱気があった。
しばらくして気がついたことだが個人出版セミナーであった。
別の言い方をすると自費出版だ。
但し、その出版会社は従来の自費出版のイメージを変えたい、金を出せば出版できるというイメ
ージから変えたいという意思を込めて個人出版と言っているとのこと。
出版社の社名に恥じない本を出したいということもありハードルは高そうだ。
セミナー開始早々“今の出版環境は非常に厳しい”ということを繰返して言われた。
本を出すということは簡単ではないということを伝えたいのだろう。
どのように厳しいのか、データで説明してくれた。
出版社数:1998年で4600社、2004年は4200社と減っている
書 店:1998年で24000店、2004年は17000店と減っている
出版点数:1998年で67000点、2004年は74000点と増えている
つまり扱う出版会社や書店が減って出版点数が増えているということは余程のことがないと書店
に並べる(ステージに上げるという言い方をしていた)こともできない。
素人にはとても狭き門ということだ。
このセミナーは3回に分けて行われる。今回は「作品を書くための設計図」~作品づくりの企画
・構成と組み立てについて~ だった。
午後からは個別相談会(予約制)が行われた。
これまでは社内にいる出版支援担当の読み手側の視点でアドバイスをもらいながらどのような内
容にするのか目次作りから取組んできた。しかし、どうも自分が主張したいことと違う。
しばらく中断していたが今回の出版セミナーへの参加をきっかけに再度チャレンジしてみたい。
次回のセミナーは9月だ。
コメント