上司と部下の関係性は一度変わったからといって永遠ではない。
状況は刻々と変化する。
先日、久しぶりに事業部トップとのミーティングを行った。
狙いは事業部トップと部長クラスとの関係性の変化についての意見交換だ。
この事業部の2~3年前までは、道路の上をアスファルトでしっかり塗り固められ、草一本生えていないような状態だった。
トップの一言に対して部長クラスほとんど聞き返すことなく指示命令と受け止める状況だった。
反論もなかった。
しかし
事業部のトップも代わり、風土改革に取り組み始めてから関係性に良い変化が出てきた。
事業部トップと部長クラスの双方向のやり取りが多くなってきた。
事業部の方針も下部階層にも伝わるようになってきた。
しかし
約1年ほど経過した辺りから、気になる情況が出てきた。
事業部トップの思いや方針や課題などに対して、直接トップに言わずに若手事務局にアレコレと言ってくるようになったきた。
以前の状態に戻ったのだろうか。
何か変化が起きている。
そういう状況にあることを事業部トップとザックバランにやり取りさせていただき、一緒に考えていただくことを提案した。
トップ:「気がついていなかった。忙しく、そのまま反論なく通ることも良いとも考えるようになっていた」
トップ:「部長との反論なども含め双方向のやり取りはとても大事なので、これからの部長とのやり取りは”反論がないことがおかしい”ということを意識していきたい」
トップも部長も反論も含めてのやり取りには時間もエネルギーも必要になる。
意識しておかないと互いに楽なほうにいってしまう。
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