映画「硫黄島からの手紙」から思うこと

その上司がどのような考え方をするのか、それによって部下の運命が大きく変わるんだね。
妻と遅い昼食を取りながら、今日観た映画「硫黄島からの手紙」について感想を語り合いました。
特に戦争中は生きるか死ぬかの状況に置かれているわけですから上司の考え方、人間観はとても大事だと思いました。
妻とのやり取りで、以前に勤めていた会社の専務が私におっしゃったことを思い出しました。
部下を持った瞬間から人事を行う側に立つんだ。今までは、「人事は、人事は、」と何かにつけて“人事”を“ひとごと”に考えてきたと思うが、自分も人事を行う立場に立ったということを考えなければならない。
評価についても、異動についても、色々な場面で決断しなければならない。その時は、その部下の後ろには、家族がいる、兄弟がいる、と言うことを忘れないようにしないといけない。
君の下した判断によってその家族や兄弟の人生も変わるかもしれないということを考えなければいけない。
但し、勇気を持って決断することも必要だよ、とおっしゃいました。
今日の映画を観て、その専務とのやり取りを思い出しました。

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