航空機の安全を願う

ANA583便、羽田を飛び立ってしばらくするとやや右手遠くに赤石山脈(南アルプス)、木曽山脈(中央アルプス)、次に、飛騨山脈(北アルプス)、が見えてきます。
いつもは左側に席を取るのですがきょうはたまたま右側の席を取りました。
眼下を流れる山々を見ながら昨日(2月28日)の午後2時30分からTBSで「ボイスレコーダー~残された声の記録~ジャンボ機墜落20年目の真実」を放送していたのを思い返していました。
1985年8月12日。羽田発大阪行きのJAL123便が群馬県御巣鷹山に激突した最悪の航空機事故でした。
航空機の安全率はトップクラスだとは聞いていますが、一度事故となると大惨劇となります。
私も、年に120回近く飛行機を利用しますので、事故に会う確率は高いと思います。
あのJAL123便の乗客の中に、あの大変な中で家族に遺書を残した人もいます。どんな思いで書いたのか、そのことを思うと気持ちが一杯になります。
乗客もその家族も大変でしたが日航のパイロットも、その家族も大変な思いをされたことをテレビでは紹介しています。
妻と二人でぼろぼろ涙を流しながら見てしまいました。
きょうはいつもとは違う気持ちで眼下の景色を見ていました。
今、日本航空は大変なリストラ計画を出していますが、目先の効率を優先して“安全”を疎かにしないようにしていただきたいと思います。

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