風土改革のシナリオを考える (2)

機内でブログを書いた。
今、飛行機は松山空港に向けて飛んでいます。
下界は雲で覆われており、気流の関係で飛行機も揺れています。
富士山だけが雲からポコッと頭を出しています。
飛行機の中って、色々な作業が出来ます。
今、ある会社の風土改革支援において、これまでの5年間の活動の振り返り作業をしています。
5年前に、全社展開する時のメモには次のようなことを書いていました。
『風土体質改革に取り組む場合、いろいろな取り組みがあるが現場の問題からアプローチしていく方法がある。現場の問題というのは“小さな入り口”ではあるが、課題としてそれに取り組んでいく過程ではさまざまな問題が顕在化してくる。小さな入り口から奥へ奥へと分け入っていくと、風土・体質を形成している社員の意識や関係性、トップを含む各層のマネジメントのあり方、さらには制度・システムから経営理念や経営戦略にもわたる大きな問題が浮上してくる。そこまでも課題として捉えていきながら風土とがっちり絡み合っている仕事のしかたを変えていく。深く入っていきながら顕在化してくる課題を公式の課題として取り上げ、同時並行的に手を打っていくと、その過程で仕事のしかたが変わると考える。』
今も、私が改革のシナリオを描くときの考え方は、上記の当時の考え方と同じです。

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