効率を考えた分業が逆にロスを発生させる

今日は午後からな名古屋にある企業の風土改革支援の一環として改革の課題だしミーティングの支援を行いました。
会社の規模が大きくなり、効率を求めていくと“業務分担”という考え方が生まれます。
業務分担の典型的な例は計画する人と実行する人を分けるというやり方ですが、メリットとデメリットが出てきます。
わりと多く問題として出てくるのが計画する人と実施する人との間の協力関係性です。
残念ながら“やらせる”側と“やらされ”側の関係が出てきてしまいます。
人間は自分が計画したことを自分でやってみることが達成感も出るでしょう。
誰も他人が考えたことを“やるだけ”では満足しないようです。
今日のミーティングでも計画する側と実施する側でもっとやり取りが必要ではないかという話が出ました。
業務分担の考え方の根底には“人は協力し合うもの”ということがあります。
では、なぜこのような関係性になってしまうのか、多くの人はそういう関係性にならないように気を使っているはずなのに・・・。
会社が潰れるかどうかという時には一致団結するはずですが、平時には団結しないようです。
今日の世界トップクラスの企業でも分業による弊害が点在していますが、それでも高利益を出しています。
関係性がもっと高まれば更に良くなるはずですが・・・。
人間の弱さ?特徴?人間だから?

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