元気印組織を率いる部長はこんな人でした

今日は風土改革を支援している会社の製品開発の部長から元気印の組織運営についての考え方をお聞きしました。
その部は他部門からも活力があると認められています。新製品の開発としてのアウトプットは当然ですが、次の特徴が見られます。
・技術勉強会があると大勢の部員が参加する。
・他部門から技術的な相談にいくと周りから「なんだ、なんだ」というように集まってきて色々意見を言ってくれる。
・直接製品開発に関係のない電気製品を買ってきて分解して遊ぶことが日常化している。
・発明特許登録件数が他部門よりダントツに多い。
・女性社員も活躍している。
このような部の部長はどういう考え方で、何を大事にして部を引っ張
っているのかをお聞きしました。
印象に残ったのは以下の話です。後で考えると当たり前なのですが・・・・。
・下を抑え込むような言動はとらない。自分もされたら嫌だ。
・製品クレームが出ると技術者は臆病になるので、そういう時は上司である自分が前面にでて対応していく。批判や叩かれるような場に部下を立たせない。
・上から下りてくる課題は一度自分で受け止めて整理してから下におろす。内容によっては、忘れたふりをしてすぐには動かない(過剰反応しない)。
・重要な課題に対しては業務命令でやってもらう。
 例:技術勉強会(就業時間内)には業務命令で全員参加させる。
・「やれ」ではなく「助けてくれんか」という気持ちで仕事をおろす。
色々な会社の風土改革を支援して直面するのは、今回の部長と反対のことをやって組織を疲弊させている状況です。
秋ですね。
紅葉
ケーキではありません。
豚の角煮です(出張先での夕食)。
豚の角煮

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