会議の質

その会社の社長から「これまで支援をいただいてオフサイトミーティングの場のような気楽で真剣な議論ができるようになったのではと期待しているのですが、やっぱり、単なる報告会に終わっている。一度、工場の週末会議に出てみてください」ということで、昨日、週末会議に参加させていただいた。
会議は18時30分に始まり20時30分には終わりました。
2時間という少し長めではありますが、中身の濃いやり取りをしていました。
各責任者が自分の担当している業務について進捗と問題、来週の予定や予想される問題を出し合って、問題については知恵を出し合っている。
「それは問題ではないか」と相手の担当業務にも意見を言ったりして・・・。
私が所属している事務所の会議と比較すると私たちが学ばなければならない点がたくさんありました。
若干、もう少し工夫をしたほうが良いところもあったが、今日のようなやり取りが出来るようになったなら大きな変化だと思いました。
聞いたら、いつもこのようなやり取りをしているらしい。
社長が“変わってない”とおっしゃっていることと大きな違いだ。
社長がみている会議の様子と今日の会議の何が違うのか。
大きな違いがありました。
それは、社長が出ているか出ていないかの違いでした。
社長は自分が出ている時の会議の様子しか見ていないので、自分が出ていない時の会議も、たぶん同じだろうと考えていたのだと思います。
このように社長がいてもいなくても変わらないで議論し合うことは無理に近い。うちの事務所ぐらいではないでしょうか。代表がいてもいなくてもほとんど変わらないというのは・・・。
この会社は今後も週末会議には社長は出ないと決めています。任されて力を付けて自信を持てれば社長がいても今日のような議論が出来るのではないかと思います。
しかし、少し気になるのは昨日のような内容のある会議をやっていながら、アウトプットに繋がらないのはなぜだろうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました