小さな変化に気づき、なぜ変化したのかをアピールしておくことが大事

先日、ある部のES向上ミーティングで面白いことをおっしゃる課長がいました。
ES向上ミーティングのメンバーは課長と次長です。
これまで部として取組むこと、課長が自ら行動すること、課長が部下に対して行うこと、の3つについて考えてきました。
また、これまで議論してきて問題だと感じていること、自ら活動することを自分の職場で説明、それに対して職場の意見を聞いたりしてきました。
先日は、中間フォロー会で、自職場の様子を共有する場でした。
先の課長曰く、「海外に2週間出張し、帰ってきたら職場が少し変わっているんだよ」と。
「お互いが、今までよりきちんと向き合って仕事の指示をしたり、相談したりしているんだ」と。
「今まで気付かなかったけど、少しずつ変化していたんだ。それが身近で起こっていたので気がつかなかったが、2週間離れてみたら気付いた。なんで何だろう」と。
私は、「これまで議論していることを部下と共有し、自らやろうとしていることを行動で示し、部下の意見にも耳をかたむけた、からそういう変化が起きた、と理解して良いと思います」と。
また「ただ何となく変わったというのではなく、何をやってどう変わったのか、を部下と共有したほうが良い」と。
我々、日本人は自分が取組んだことで変わったことをアピールするのは善しとしない傾向がありますが、職場の雰囲気など目に見えないものを相手にしている場合は“なぜ変わったのか”を明確にしておく必要があります。
なぜから、変化を明確にしないまま“活動”を続けていると疲れてしまいますし、「何をダラダラやっているんだろう」と見られるからです。
手塚利男

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