社員満足度調査結果に対する経営者の姿勢

組織風土改革支援先では毎年社員満足度調査を行っています。
この会社、調査結果は経営のもう一つの成績表と受け止めているところが特長です。
最初は組織風土アセスメントを実施したことがきっかけでした。
翌年は、組織風土アセスメントの質問内容が分かりにくかったために、お客様の社風に合った質問内容に変えました。
調査結果の分析も、私たち外部の者が支援していたのですが、調査分析もお客様側でできるように質問内容を変えました。
3年後(3回目)には、お客様のサーバーを活用して調査を行うように。
毎年(毎回)見直しを行ってきた結果、組織風土アセスメントというより社員満足度を問うような内容に変わりました。
今では、社員満足度調査は経営側の課題を顕在化する一つのツールにして改革に取り組んでいる。
わりと多くの企業で見かける調査が目的の社員満足度調査、この会社は経営者の取組み姿勢が違うように思います。
今回も2011年度の結果が出ました。
良い方向に変化していますが、フリーコメントなどには厳しい内容もありました。
それを見た役員の方が「厳しい内容にへこみます」との感想が・・・。
私は、「へこみます」という受け止め方をする役員の姿勢が大事だと思います。
それだけ、重く受け止めているということです。

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