C世代と言われる今の若者の見方に興味

タイトルのような書き出しだと、上目目線で若い人たちを見ているように受け止められかもしれませんが、そうではありません。
今の若い人たちを「C世代」と言うのだそうですが、「なぜ?」と興味を持ちました。
C世代? 聞いたことのない世代ですが、私が知ったのは、1月10日(火)の日経新聞(3面)です。
「C世代駆ける」でシンクタンク・ソフィアバンク副社長・藤沢久美さんが執筆されていました。
「C世代ってなんだ?」と思って、インターネットで調べたら、日経新聞電子版(1月12日)にC世代について説明していました。
日経新聞電子版によると、C世代はここ数年、米国で使われ始めた言葉で、年齢は限定しないが基本的には若者で、CはComputer(パソコン)、Connected(接続)、Change(変化)、Create(創造)などを意味するとのこと。
日経新聞では人とのつながり(Connected)や、コミュニティー(Community)を重視する世代をC世代と言っています。
1月10日の特集「C世代を駆ける(3面)」では、今の経営者や管理職の人は若い時、お金やモノに対してハングリーだったが、その豊かさを追求し続けてきて足りなくなった部分に、今の若者が光を当てていると考えれば、若者の振舞いとしては自然ではないかと書いています。
更に、創業世代と今の若者はどちらも「社会や世の中を良くしたい」という志は同じだとも書いています。
私も、今の若者にはハングリーさが足りない、上昇意欲が足りない、草食、なんて言ってきましたが、そもそも自分たちの価値観で見ていたのかもしれません。
見方を変えれば、お金やモノに対してハングリーで豊かさを追求してきた結果、無くしたもの、置いてきたものに、今の若者が目を向けさせてくれているのかもしれません。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男

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