69歳介護士奮闘記〜便が出たあ

食事中の方にはふさわしくない話
私たちは毎日あたり前のように水を飲んだりおしっこやうんちをする
しかし、施設では最も大事な行為だ
大袈裟ではなく
水分を取っていただけない方には色々工夫して勧める
これがなかなか大変だが、後で記する
うんちの方も3日間出なかったりする
排便が大事だと認識されている利用者さんは我々以上に気にされて気持ちが暗くなる
そんな時
コールがあって
「出た！みてくれ！」
と利用者さんから呼ばれる
そんな時、他の作業の手を止めてでも飛んでいく
出ましたねえ
「そうでしょ、良いよね」
良いですよ、形もしっかりしているし、柔らかさもちょうど良いですね
「良いかな」
良いですよ
「看護師さんにも見てもらいたいな」
連絡してみるね
看護師からは「手塚さん今行けないから報告しておくと言っといて」
今、看護師さんが来れないから私から報告しておきます
二人でしばらく便器の中の便を観察するかのようにじーっと見る
その後、その方が明るくなったのは言うまでもない
iPhoneから送信