69歳介護士奮闘記〜一緒に喜んだ

冬季オリンピックも終盤に入り、利用者さんもテレビ観戦に熱が入る
Iさんもその1人
夕食に案内するため居室に行った
もうすぐ夕食でーす
ちょうどテレビでスケートを見ていらした
「もうすぐ高木選手が滑るんだよ、まだ良いかな」
「ハイ、もう一度声かけますね」
実は、高木選手が滑るのは時間的に夕食が終わってからだが・・・
夕食が終わり利用者さんが居室に戻り歯磨きしたりパジャマに着替えたり始める
私も夜勤者と手分けして口腔ケアやトイレ誘導、パジャマへの着替えを手伝う
一段落してふとテレビを見ると高木選手が金と結果がでていた
片付けもほぼ終わり帰る時間になってきたので、Iさんの居室に行った
「Iさん、金ですね!良かったですね!」
当然、Iさんも見ていて結果も知っていた
「おう!そうなんだよ!」
良かったですねえ
じゃ、私は帰ります。
後ろからもう一度「ありがとう」と返してくれた
今日も、お風呂登板の人が休んだりしたのでスタッフで手分けして対応するなどいつもと違うこともあった
新たに気づいたこともあった
なんとか対応できて良かったし、介護の仕事が好きで終われて良かった

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