身を挺してお守りする

昨日、利用者さんを車椅子への移乗介助時、ちょっと離れた際に利用者さんがベットから落ちそうになった
入浴のためにHさんを居室に迎えに行った時のこと
ベットのサイドステーを外し、車いすをベットに横付けしようとした時、突然寝返りを打ち私の方に転がるように動いてこられた
気づいた時にはベットの端まで動いてきており落ちる寸前だった
手を伸ばしても届くような距離ではなかった
このままでは落ちる!
その時、とっさに身体をベット側に飛び込むように、膝からスライディングして落ちないように手を伸ばした
落ちることは阻止できた
しかし、そに時、右膝を床面に強打してしまった
ゴンと音がしたほどだから強く打った
その音を聞いて同僚が「大丈夫?」と飛んできてくれた
利用者さんを怪我から守ったが自分が怪我をしてしまった
自分で言うのはおこがましいが、
身を挺して利用者さんをお守りしたということになった
バドミントンの練習の成果とも言える
手の届かないところにシャトルを落とされた時にスライディングしてシャトルを拾うあれに似ているかもしれない
いつも考えていたが身を挺してでも利用者さんをお守りするということを実際に実行できたことは嬉しい
ただし、利用者さんがベットから落ちそうになる原因は私が作ったことは見逃せない
Hさんは突然動き出すことがあるということを知っていたのに車椅子をベットサイドに設置する前にサイドステーを外してしまったことだ
今日の入浴介助に目処が立ったので職場の理解を得て早退して整形外科を受診することにした

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