最近、大手の電機メーカーとのやり取りから、業界によって生産技術部門の位置づけがずいぶん違うなあと改めて思います。
開発・設計部門によって設計された商品をQCDを保証するために生産技術部門があらゆる準備をして生産部門に引き継ぐ。
自動車メーカーで育った私にはそれが常識だと思っていましたが、業界によって、線引きがずいぶん違うことにも驚きました。
QCDを保証するモノづくりは自動車業界がダントツだと思いますが、その他の業界と明らかに差があります。
最近風土改革の支援をさせていただいている電機メーカーも生産技術部門をはじめとするモノづくり部門の重要性について改めて認識され、目を向け始めているようです。
電機メーカーなどは日本のモノづくりをリードしてきた存在だったはずですが・・・。
自動車メーカーとの差がついた背景には、製造工場をどんどんと海外に移していったこともあるようです。
労働コストが安いという理由で海外に出て行った“モノづくり”、生産技術部門の位置づけも見直されると思います。
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