トップが改革の旗振りを止めた時に何が起きるか?

とても挑戦的なタイトルで失礼します。
今朝の日経新聞の経済欄に「抵抗勢力、小泉首相退陣で」「改革逆行の動き」という見出しが出ていました。
記事には「・・・省庁や族議員は小泉純一郎首相の退陣を契機に、構造改革に逆行する動きを強めている。・・・」とあります。
国のトップが改革への旗振りを止めた途端に、今まで寝たふりをしていた勢力がムクムクと出てきたのでしょうか?
これは、企業における改革活動でも似たような事が起きるように思います。
私が支援していた、大手製造メーカー(従業員約16000人)の風土改革の最後のほうでも似たような事が起きました。
赤字から黒字に浮上しました。社内の風通しも良くなりました。トップは、自分が旗を振らなくても大丈夫だろうと判断し、改革の旗振りを降ろしました。更にトップも交代しました。
すると途端に以前のマネジメントスタイルを取る勢力が出てきました。
幸い、その企業では改革時のDNAが歩留まり良く残りましたが、安部体制ではどうでしょうか?
少し気になります。
<表参道ヒルズにて>

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