友人が定期的に発信してくれるメールニュースがあり、中に「父からの教え」がある
「俺のオヤジはどうだった?」と自分に問いながら読ませてもらっている
社会に出てからの教えなど口で言われたことは何一つ記憶にない
貧しかったから、毎日食べさせることでそれどころではなかったと思う
それでも日々のやり取りに学ぶことはたくさんあったと思う
ただ、2つだけ即答できることがある
畳職人だったので毎朝近くの小川で包丁を研いでいた
シュッ シュッ シュッ
その後ろ姿だ
職人の姿勢を感じた
もう一つ
「腹が減っていればなんでもうまい」
ある時、おかずが気に入らなくて何か言ったときのこと
確かに、腹が減っていたらなんでも美味しく食べられた
今も、何処の何が美味しいとかの話題には全く興味がないのはそのせいだ