風土改革支援日記

風土改革支援日記

社長方針や部門方針、カベに貼るものではない

先日、風土改革の支援を行っている企業で工場トップの方のお話を伺った。「私は、こういう工場にしたい!」という強い思いを感じました。しかし、その思いが社員に伝わっていないともおっしゃっていました。お話を伺っていて、「今日の話は、あの会議室に『工...
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部下が安心して他部門と協力し合える理由

部課長クラスがオフサイトミーティングで率直に議論し始めたら、部下たちがこれまで以上に他部門と協力し合って課題解決が進むようになった。今日、風土改革支援先での話です。不思議ですね。部課長が特に指示したわけではないのに・・・。よく、親同士の仲が...
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包装紙で包む

おしゃれをするのは悪いことではありません。自分をどう見せるかも大事です。本人とバランスが取れていれば、ですが・・・。どう見せるかは、私たちがお客様へのプレゼンするときの資料にも言えます。まずは、具体的にコンサルに入るまえに、お客様にどう伝え...
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テーマが次々と生まれる理由

コンサルの世界では大先輩にあたる人から、「本を書くことで書きながら新たな「商品」が出てくるんだよ」と言う話がありました。「商品」というか、コンサルティングの「テーマ」と言ったほうが良いと思います。この方は、コンサルビジネスで20数年、トヨタ...
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組織風土改革は永遠の課題

「日経ビジネス 3月22日号」の特集「伸びる会社は全員力」でテルモの組織風土改革が紹介されています。経営トップが主導しての組織風土改革、ここで紹介されているようなことを、もっともっと多くの企業のトップの方には興味を持っていただきたいと思いま...
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メンテナンスマンの本能

今日はあるメーカのトップの方と話をしていたら面白い話があった。その会社は商品の開発から生産、販売、メンテナンスまで一気通巻でカバーしているのが特徴で、強みです。その会社はお客様の信頼も高く、リピート率は95%を越えています。その中でもメンテ...
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自分流マネジメントを主張するのは良いが・・・

今日、ある会社の風土改革課題を考えていました。その時に、A部門とB部門の交流が少なく、今以上の大きな経営改革を進めるにはA部門とB部門が一緒に取組むことが課題になってきました。A部門とB部門、一緒に研修をやろうとしてもどちらかの部門が歩み寄...
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困っていることを正直に出し合うことが難しい

今日は大手メーカーの改革を進める部門のミーティングにオブザーバーとして参加させていただきました。その部門は複数のグループで機能分担して改革を進めています。しかし、改革は経営側が望むほど進んでいないのではないかという声がありました。各グループ...
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トップの思いが伝わらない

名古屋までの日帰り出張、昨日の雪の影響で新幹線は大丈夫だろうかと心配しましたが、無事に終えました。今日は久しぶりに、ある企業の部門トップの“変えたい”という強く、熱い思いをお聞きしました。そういう思いをお聞きしたのは久しぶりです。その方はこ...
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耳が餃子になるような話し方は意味がない。言い方に気をつける。

風土改革支援において、経営側に見えてきた風土体質の問題やそこからの課題を説明する時があります。その時にどう説明するかが大事なことだと思います。顕在化した問題や課題をそのまま言っても「よく見ていただきました。私もそう思います」と言っていただけ...