風土改革の現場から:ついに出てきた本音

一昨日の事
インフィニティ・ミーティングをそろそろ閉めようとしたときだ。
 私:「他に何かありますか?」
 彼:「図面が問題なんですよ」とぼそぼそと言った。
 私:「え! 図面ですか?」
 彼:「困っているんですよ」「問題なんですよ」
今まで何度かミーティングの場を重ねてきたが、積極的に話す人ではなかったが
ようやく口を開いてくれた。
これまでの差しさわりのないやり取りと違って本音の話が出てきた。
いいぞ!!
聞けばA課から出される図面は誤記などが多く、同じ内容の問題が繰り返されて
いるとのこと。
他のメンバーに聞くと皆知っていた。
これまでは諦めていたらしい。
しかし、今回のミーティングから「もう一度出してみよう」という気になったようだ。
ここが、ポイントだ。
一応話を聞いた上でとりあえず場は閉めることにする。
さあ、ここからが私の出番だ。
早速、A課でインフィニティ・ミーティングの世話人をしている人と連絡をとる。
図面の問題をどう両者で共有していくか。
両者が協力し合って改善していくか。
当事者たちが解決していくことが大切だ。
そのためには両者が向き合える場をつくっていくことが黒子の私の役割だ。
小さなことでも「諦めなければ解決するんだ」という体験を積み重ねていくことが
大事だ。
今後の展開が楽しみだ。

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