企業風土改革活動からの情報提供:トップ同士の関係性の影響について

最近、日本、中国、韓国、それぞれのトップがにこやかに握手している姿が新聞やテレビから目に飛び込んできます。
表面的か、ポーズか、戦略的か、各国の利益代表ですから色々あると思いますが、あまり深読みしないで単純に見ると、安心します。単純ですが。
このトップ同士の「関係性」が色々な場面で影響します。
関係性の良さを“意図的に見せる”ということはとても大事ではないでしょうか。
子供のころ、隣の友達の親と自分の親が仲良いところを見ていると安心して子供同士が行ったりきたりして遊ぶことができます。
会社でも同じだと思います。
例えばA部とB部の部長同士の仲が良いところ、話し合っているところをそれぞれの部員が見ていると、A部とB部の部員同士の部を越えた交流もしやすくなりますし、色々な面で協力し合うことができます。
これが、逆に、A部とB部の部長同士が対立関係にあったり、事あるごとにぶつかり合っている場面を部下が見ていると、部を越えた交流もしにくくなり、互いの顔が見えないために不信感や誤解が生まれ、対立関係になったりします。
両部の協力関係の悪さから発生している問題はたくさんあります。その時に、何が原因かを探っていくと、意外と「部長同士の関係性が原因だ」なんていうところに行き着くときもあります。
安部首相の中国と韓国の訪問のニュースを観て、トップの役割の一端を再認識しました。

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