午前中は「気楽で真面目な本音トーク(リリースミーティング)」でした。
狙いは、準インフォーマルで議論してきたことを、フォーマルな場に上げる(部門の課題にする)ことです。
今回は、「自分たちの職場(開発設計部門)の活力を下げている問題は何か」について上司と共有し、職制で取組む課題と議論したメンバーが取組む課題に分けることです。
これまで3回の「気楽で真面目な本音トーク(リリースミーティング)」を行いました。
最初は不平不満を口にだすところからスタートしました。
不平不満もエネルギーの一つです。
しかし、給料をもらって、公に不平不満を言えるということは凄いことです(トップの了解も必要ですが・・)。
組織・機能の問題、人事(評価や異動、人材育成)の問題、他部門との関係性、等、本音で考えた分本質に近く、これまでは「言ってもしょうがない」と諦めていたことなどたくさん出てきました。
ここで大事なのは、上司はまずは黙って聞いてあげることです。(上司によっては前もって、我慢して聞いていただくようにお願いしますが・・・)
上司に聞く姿勢が見られないと一瞬で場が固まってしまい、当たり障りのない話になってしまいます。
そのためには、出来るだけ、上司と部下という意識を無くす工夫が必要です。例えば、座る席の位置を普段とガラリと変える、等、です。
私のように部外者もツールの一つです。
今回の場でも、普段から気楽に疑問やおかしいと思ったことを口に出せるかが大事だとあらためて認識させられます。
最終的に、健全な組織としてありたい姿は、「気楽で真面目な本音トーク(リリースミーティング)」をわざわざ設けなくても“日常的に疑問やおかしいと思ったことを口に出せる”ことだと思います。
コメント