不平不満もエネルギー

C社の工機工場の「風土改革ミーティング」が終わりました。
「どうせ言っても仕方がない」「前向きに捉えない」という職場を前向きな職場に変えようと始めた風土改革ミーティングです。
不平不満を吐き出すところから始めました。
最初から本音を言ったいただけませんでしたがようやく口を開いてくれるようになりました。
当初は課長に対する不満や、自分たち現場に光が当たっていないことに対する不満、等が出ました。
実は、不平不満もエネルギーです。
何回か議論を進めていくうちに徐々に「これをやってみよう」というような意見も出てきました。
そして、今日、最後の風土改革ミーティングでは、「お互いの仕事を助け合うために、朝会で一人一人が仕事の進捗を報告しよう」という提案が出てきました。
実は、課長が前からやりたかったことですが、部下から出てくることを望んでいたのです。
2007年1月の朝会から実施することが決定しました。
今年最後のミーティングで課員から提案が出てきたことがとても嬉しく思います。
また、メンバーに耳が聞こえない人もいましたので、仲間が手話で通訳してくれたり、PCを活用したり、助け合いながらミーティングが出来ました。
ただ、「きょうが最後のミーティングです」と申し上げたら「良かった!」と言って喜んだ人もいました。
知ってはいましたが、ちょっと複雑な心境です。

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