学校給食費の思い出

今朝、フジテレビ『とくダネ!』で「給食費未納で市職員が家庭訪問、成果は・・・」を放送していました。
取り上げている問題は、給食費を払えるだろうと思われる家庭が払っていないということでした。
この番組を観ながら、私が小学生の時の事を思い出しました。
私の家は貧しく、給食費を持っていけなかったことが度々ありました。
私の父は畳職人でした。恐らく、収入が安定していなかったんだと思います。皆と同じ費に給食費を収めることが出来ませんでした。
ただ、こども心に“みんなと一緒に払えないことはみっともない”と思っていました。
だから、いつも先生には「金がありません」と言えずに「忘れた」と言いました。
ある担任の先生からは「忘れたなんてウソを言うんじゃない!」と皆の前で叱られたことがありました。
その後しばらくは同級生から「うそつき!うそつき!」とからかわれた思い出があります。
その当時は生徒が給食費を学校に持っていっていました。
給食費を持っていかなければならない日にはずる休みをしました。
払えないことがみっともないと思っていた時代でした。
生活に困っていない人まで給食費を払わないというということが起こっている今、時代は変わったんでしょうか?
何が変わったんでしょうか?

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