「NHKニュースハイライト・2006」を観ていました。
年末になると、定番のように放映される番組ではありますが、つい観てしまいました。
その中に、“信じていた安心・繰り返される事故”というテーマでメーカー責任による事故について取り上げていました。
エレベーター事故やガス湯沸かし器の事故、等、メーカーが関わっている事故。 またかと言うぐらいに繰り返されたように思います。
私も、自動車メーカーの生産技術に関わっていましたので、強く関心を持ってメーカー側の対応を見ていました。
いつも思うのですが「なぜ、非を認めるまでに時間がかかるのだろうか」ということです。残念なのは非を認めるまで、その間で事故が繰り返されたということです。
確信は持てませんが、担当した技術者であればピンと来るものがあったのではないかと思います。
しかし、メーカー側の姿勢は・・・。
その後の損害賠償問題などを心配してのことでしょうか、非を認めるまでに時間がかかります。
担当した技術者の気持ちはどうなのでしょうか?技術者としてのプロ意識に封印してしまうのでしょうか。
非を認めるまでの時間はその企業の風土体質にも関係してくるようです。
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