学ぼうとしない企業の失敗、ペコちゃんが泣いています
またまた、トップ企業の食品品質に関する問題がニュースで流れています。
不二家が、昨年11月8日に消費期限切れ牛乳を使用したシュークリーム2000個を出荷していたということです。
ペコちゃんの愛称で親しまれていた会社なのに、残念です。
以前にも雪印乳業が同じような問題を起こしました。
残念なのは、その前例に学ぶことなくまたまた組織ぐるみで問題を隠ぺいしたのではないかと見られていることです。
以前に「失敗の本質:日本軍の組織的研究(中公文庫)」で読んだことがありますが、日本文化に失敗から学べない何かがあるのでしょうか。
その問題の隠ぺいに関わった人たちはどういう顔でお家に帰って、家族とやり取りしていたのでしょうか?
サラリーマンの宿命なんて言い訳は子どもたちには通用しません。
組織ぐるみで隠ぺい工作に走ったのかどうかわかりませんが、仕組みやハード面だけでなく、そのベースとなっている風土体質面の改革にも取組んでいただきたいと思います。
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