「風土改革ミーティング」という“準インフォーマル”な議論の場で出た問題(課題)を改善(解決)するには如何にフォーマルな場や部門の課題に組み入れるかが大事です。
議論したメンバーの中に議論して出てきた問題(課題)を改善できる力(責任と権限)があれば話は進みます。
従って、議論するメンバーに改善できる人を入れることも重要です。
しかし、そういう人が入っていない場合が多くあります。
そういうときに私たちの側面支援の出番です。
メンバーが議論したことを如何に部門のトップと共有し、フォーマルな課題に取り上げてもらうかが大事になります。
話し会ったことが部門のトップと共有できないと、単なる水面下の議論、不平不満だけ言い合っただけという気持ちが参加メンバー内に残ってしまいます。
先の2月20日の場はトップと共有する場でした。
このトップと共有する場を設けることがフォーマル化への大事な一歩になります。
今回は、事前にトップと共有する意味やどういう議論になるか、など話し合っていました。
この事前に話し合っておくことも大事です。ややもすると、部門への批判と取られてしまう可能性もありますから・・・。
また、そこのトップと私たちとの信頼感づくりもとても大事です。
この信頼を得られていないと、単なる不平不満を言っている場を支援している良からぬコンサルと見られてしまいます。
議論したメンバーからの提案が全て通るとは限りません。「それは出来ない」という話になることもあります。そういう時は“なぜ出来ないか”をきちっと説明することが大事です。
提案したことに対して「それは直ぐにやろう」という時もあれば、却下されても、やり取りを通して議論したメンバーも成長していきます。
この成長することが一番大事なことのように思います。
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