他企業との交流から学ぶこと

今日、風土改革の支援をしている先の風土改革ミーティングメンバーと愛媛県の中でも活力のある企業H社の社員の方との交流会がありました。
私は、影の支え役としてオブザーバー参加させていただきました。
前回はH社に出向いての交流の場でしたが、今日はH社を迎えての交流会の場でした。
今日の前半は工場見学し、後半に会場を研修所に移して、質疑応答も含めて情報交換等が行われました。
業種はかなり違いますが、「人材育成の考え方」「上司と部下の対話の考え方」「技術・技能の伝承の仕方」「市場が変化への対応」「技術部門、製造部門、営業部門との関係性」など共通する点も多く、お互いに悩んでいることなどを出し合いながらのリラックスした場でした。
H社の方々も自然体で、風土改革ミーティングメンバーも話の引き出し方がソフトで、これまで社内で議論してきた経験が活きているようでした。
H社の方々と風土改革メンバーとのやり取りを見ていて、10数年前の大手自動車メーカーの技術者と墨田区にある中小企業の経営者グループ(ラッシュ墨田)との交流会を思い出していました。
その場で墨田区の中小企業の方がおっしゃった話が今も頭に残っています。
「私たちは、ちょっとミスをすると取引に影響し、会社がつぶれるかもしれないという状況におかれていますが、大手自動車メーカーの皆さんは、そんな簡単に会社が潰れるわけはないのだからもっと思い切って技術へのチャレンジをしても良いのではないですか」
頭をガーンと殴られた気がしました。

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