ニューヨークに行って思うこと、日本の緻密な管理が本当に生産性に寄与しているか?

日本のもの造りの生産性は世界的にリードしていると言われます。
しかし、スタッフ系(ホワイトカラー)の生産性は低いと言われています。
昨日、お客様のところで話をしていたら、日本人の働き方と生産性が話題になりました。そこで思ったのは日本のスタッフ系(ホワイトカラー)の生産性が低いのは仕組みにも問題があるのではないかということです。
日本人の得意な“緻密な管理”が逆に管理コストを高くし、生産性を低くしているのではないかと言うことです。
例えば地下鉄、先日乗ったニューヨークの地下鉄では、2ドルで改札を入った後は、どこで降りても良い、ノーチェック。
切符の自販機もつり銭が切れればしばらくは「今の時間、つり銭は出ません」と表示され、5ドル紙幣や10ドル紙幣は使えない。
では、細かい金が無い人はどうするか? 私たちの場合はそのまま無料で通してくれました。我々日本人だけにそうしたのかわかりませんが・・・。
この管理のあり方、日本人の感覚だと理解出来ない。「なぜ、木目細かくつり銭の管理をしないのか、切れることのないように補充しておかないのか」ということになるが・・・・。
無料で乗せた分、損ではないかとなるが、果たしてそうか?
短絡的には判断できないが、緻密すぎる日本、どこかでロスしていないか?
ニューヨークの地下鉄
地下鉄ホームの路線マップ
地下鉄ホームの路線マップ
地下鉄のメトロカード
地下鉄のメトロカード。
奥のカードは2ドルで1回だけ利用可能。
手前のカードは7ドルで、1日乗り放題。1日何度も乗り降りするのであればお得。

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