全社風土改革世話人として異動、K取締役(後専務)のことば

ゴールデンウィークの真っ只中です。
今日は朝から本のネタ整理のために、前に勤めていたI自動車の風土改革活動時代(1991年~)の手帳やスケジュール帳を見ていました。
一つ一つが思い出深い出来事ばかりです。
特に、インパクトがあったのは、工場の風土改革世話人から全社の世話人になったときです。
I自動車では風土改革の活動支援者を“世話人”と言っておりました。
自ら手を挙げて全社の世話人にさせていただきました。席も本社人事部人材開発グループに置かせていただきました。
忘れもしません。1994年2月1日付きで異動し、少し落ち着いて、3月17日(木)にK取締役という人事担当役員に挨拶に行ったときです。
K取締役は後ほど専務になり、風土改革の大スポンサーとなった方です。
その挨拶に伺ったときに言われたことは、
「多少たたかれても潰れない奴ということで、君が選ばれたと思う。」
「変えたいという強い意志、意欲のある人が必要なんだ」
「社長が言っているからとか、誰が言っているからの話ではない。自分で変えたいという意欲のある人に参加してもらいたい」
ということでした。
挨拶に伺った時、13時という約束の時間に行きましたが、席を外されていていました。少し待たせていただこうと思いましたが13時28分になっても戻られません。
ウチの会社の役員はみんな時間にルーズなんだろうかと、なめられたらいけないと思い(少し、突っ張っていましたから)、秘書の方に「自分の席に戻りますから」と告げて引き上げてきました。
自分の席に戻っていましたら、14時過ぎに「ちょっと下に来てくれ」という声で振り返ったらそのK取締役でした。
K取締役は強面で知られた方でしたが、その後、色々な困難な時も助けていただきました。
今でもK取締役に出会わなかったら今の私は無いと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました