風土改革本の読者との対話から学ぶ

私が所属している事務所では、代表が出している本を読んでいただいた方と風土改革の現場に立つコンサルタントとの対話会を東京と大阪でやっております。
本を読んで疑問に思った人、実際に改革に着手されて困っている人、これから改革を進める上でのヒントがほしいという人、を対象に実施しています。
時間は3時間、参加料は無料です。
今日は大阪の場で私が担当しました。
参加者は4名、皆さん聞きたいテーマを持って参加されましたので、3時間では十分なお答えはできませんが、何らかのヒントとなれば嬉しく思います。
悩まれていることに共通していることは「職場のラインでのコミュニケーションが少なくなった」「問題があるとラインで解決しないで組合や人事に駆け込む」 です。
それだけ上司と部下のやり取りする機会が減ってきているということだと思います。価値観が益々多様化してきており、仕事を取り囲む状況が刻々と変化しているのですから、益々やり取りが必要だと思うのですが・・・。
また共通していることは、「オフサイトミーティングはできたが、その先に繋げられない」「オフサイトミーティングをやっているが変化していないと追求される」 です。
これはオフサイトミーティングという場を作る人がどういうシナリオを持って作っているかです。シナリオを持って場づくりをすることが重要です。
内部告発制度についての議論がありました。
こういう制度が出てきた背景には、組織の中に「おかしい」「問題ではないですか」と言える環境も含めて問題顕在化力と問題解決力が失いつつあるということで、もっと危機感を持つべきだと思います。

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