セミナー「イタリア式製品ブランドの育て方」に参加しました

名車フェラーリの設計で知られる工業デザイナーの奥山清行氏、他、3人の講師の方からなる特別セミナーに妻と参加しました。
主催は「財団法人日伊協会」と「イタリア文化会館」で、会場はイタリア文化会館でした。
工業デザイナーの奥山氏は山形県出身で、私も山形出身ですので、あまり深い意味はありませんが「山形出身にこういう人がいるんだ」という驚きがきっかけで興味を持ちました。
テーマは「人生を決めた15分」~創造の1万分の1~
他の3人の方のお話にも学ぶことがたくさんありましたが、奥山さんの話で特に印象に残ったことがあります。
それは、なぜ外国人の奥山さんのデザインが名車フェラーリに採用されたのかです。
奥山さんはこう言っています。
最初、イタリアのデザイナーがデザインするのはドイツ車を手本にしたものがほとんどだった。それはドイツ車へのあこがれからきていた。
イタリアでは売れていない時代を経験したデザイナーはイタリア車の良さを忘れていた。
奥山さんは売れていない時代のイタリア車が好きだった。
イタリア人が忘れているイタリア車の良さを外国人の奥山さんが参加することで思い出させることになった。
異質な人を受け入れるフェラーリも凄いですが、そういうことができる奥山さんの力は凄いですね。
数か月前に読んだ奥山さんの本「人生を決めた15分~創造の1万分の1~」(ランダムハウス講談社)です。
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先に本を読んでいたので今日の話はとても良く理解できました。

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