細かいことまで知りたがる上司、報告を求める上司、その原因は?

何でも知っておきたい上司がいます。
そういう細かいことは担当者が把握していれば良いことまで報告を求める上司がいます。
求められる部下はそんな上司に辟易しています。
上司の器が小さくなったのでしょうか?
いや、実は原因はそのさらに上の上司の言動に原因があります。
例えば、会議でトップや役員が質問したことに対して即答できない場合は「わかりません。後で調べて報告します」と言えれば良いのですが、「そんなことも分からないのか!現場をきちんと把握しているのか!」と叱られたとしたら次からは何を聞かれても答えられるようにしておこうとなります。
次の会議からは、質問を予測してたくさん資料を用意していきます。
用意した資料の多くは無駄になっています。
上司の保険仕事です。
そのことに対する作業が一気に増えることになります。
しかし、その作業によって利益にはつながることはありません。
トップがそういう言動をしたとすると会社の隅々まで保険仕事病に掛ってしまいます。
トップの方はそういう組織になっていないか足元を再点検する必要があります。

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