なぜスピードアップが必要なのかが伝わっていればヤル気も変わる

なぜ開発期間を短くしなければならないのか、なぜ経理業務をもっと早くしなければならないのか。
この“なぜ”が組織内に伝わっていないと単なる苦しみや苦痛でしかなくなります。
少し前のブログでも書きましたが、開発期間を短くすればするほど新製品を立ち上げる回数が増えるということですから、ネガティブに考えるとその回数分、苦しみが増えると受け取る人がいるのも当然だと思います。
昨日、経理部門の方と話をする機会がありました。
その部門でも、早く決算報告をすることが求められており、それに伴う経理業務の効率化、スピード化が求められているということでした。
時期によっては業務がタイトになるときもあるようです。
背景には東証から決算発表が集中する日をさけて決算発表を出来るだけ早くするようにという要請もあるようです。
理由は、決算発表が集中すると市場の情報消化に弊害が生じるからということ。
商法では三か月以内に決算発表の上株主総会を開催することが決められている。
社内においてもできるだけ早く決算をまとめることができれば早く経営判断ができるということだと思います。
決算発表を早くする必要性が経理部門内に伝わっていれば経理を担当する社員一人ひとりのヤル気に繋がってくると思います。
昨日は、経理部門の方とは「なぜ早くするのかが伝えるとか、経営側からも早く出してくれることへの期待なども直接伝える機会もつくる必要がありますね」という話をしました。

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