工場長の方で「工場の事をよく知っていますよ」とおっしゃる方は多い。
当然ですが、工場の事を知らないで工場の責任者は務まりません。
ここで言う“工場を知っている”には違いがあることがあります。
工場にはどういう設備があって、どういう工程で生産されているのか、従業員は何名いるというような内容です。これも“知っている”に入ります。
一方、工場の人たちはどういうことで喜び、どういうことで怒り、悲しむのか、どういう時にモチベーションが上がるのか、という“知っている”です。
先の“知っている”という工場長は工場の人たちを上手くのせることが難しいようです。
そういう工場長には工場の人たちをのせることが得意な参謀が隣にいることが多いようです。
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