研修慣れという弊害

大手のメーカーの役員の方と風土改革支援についてのミーティング。
以下のような話が出ました。
いろいろ議論し、問題から課題を考えるまでは進むが、自分で実行しようとしない。
要領良く解を出すが、その後の行動が出てこない。
色々な研修や改革の取組みをやってきたせいなのか“研修慣れ”をしている。
どういう議論をしたら、どういう解を出せばよいか分かっている。
解も見栄えが良い。
確かに大手企業の社員、特に役職に就く人たちは幸せなことに、より多くの研修を受けられる恵まれた環境にあるようです。
そのせいでしょうか、規模の小さい企業の社員と比べて要領は良いが、“私たちがやります”という迫力に欠けるように思います。
“研修慣れ”を身につけてもらうために会社は研修を行っているわけではないと思いますが・・・。
研修の在り方も、研修の進め方も問題かもしれません。

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