キックオフミーティングも大事だがクロージングミーティングも大事

多くの企業でも、私が風土改革の支援をしているお客様のところでも、新期において部門の方向性を合わせるためにキックオフミーティングに力をいれて行っています。
しかし、期の初めに計画し取組んだ結果がどうなったのかを報告し合うことは意外と少ないように思います。
特に上手くいかなかった計画については、何が原因で上手くいかなかったのを整理して報告し合うことが少ないように思います。
今朝のフジテレビ「新報道2001」でも話題になっていましたが、上手くいかなかった計画こそ、振り返りがとても大事だと思います。
最悪は、「○○計画があったけど、どうなった? いつの間にか消えたね」「内の会社はアドバルーンを華々しく打ち上げるが、いつもあやふやになっちゃうんだよね」という声が社内で多く聞かれることです。
そうすると「最後までやらなくても良いんだ」「最初にやる気を示しておけば、最後は頑張ったけど出来ませんでしたと言い訳をすれば許してくれるんだ」という風土ができてしまいます。
出来そうもない計画を平気で立てることになってしまいます。
クロージングミーティングを行って、出来たことや出来なかったこと、何が問題だったのか、継続するのか、中止するのか、を明確にすることがとても大事だと思います。
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