土壌改良をしたら種を植える

風土改革支援先で、
「オフサイトミーティングの場を通して職場内のコミュニケーションが良くなってきました」
「しかし、仕事での変化はありません」
「少し待ってみていたのですが、まだ、変化はありません」
「上司である私が口を出して良いのでしょうか」
という質問があります。
その上司の方は、“自主性・自発性”を大切にするという方針で、しばらく見守っていたようです。
このケースは、土壌改良をしてきたが、芽が出てこない、実がならない、という状況に似ています。
こういう時には、職場の様子をみながら、“種”を植えてみることです。
例えば、みんなで話し合わないと解決できないような課題(種)を出すのです。
「伝票処理のルールを変える」とか、「事務用品費の削減」、などです。
種を植えない限りいつまで待っても芽は出ませんし、実もなりません。
時には、種を植えるのが上司の役割であったりします。



★本の紹介
★風土改革が成功する秘訣を書きました。職場風土を変えたいと思ったときに読んでください。
★タイトル名:『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』
★著者:手塚利男
★出版社:Nanaブックス

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