とっても怖い言動、それを取ったらその人ではなくなる

風土改革の支援をさせていただいている会社に、社員からみるととても怖い役員の方がいます。
他人の前で、逃げ場がないような叱り方をしたり、追及が厳しく誰も逆らえないという方です。
社員の間で何をやるにしても「あの人はなんて言うんだろう」とか「先に話をしておかないと、つぶされるぞ」というように、話の大半は“その人”対策に時間を使っています。
では、「そんなに問題がある人なら外せば良いのではないか」と思うのですが、反面、とても能力が高く、部下に対して厳しくもあるが、ちゃっかり「悪かったな」というフォローも忘れない方なのです。
私も、議論の中で、その人を強く意識したようなメンバーの発言になるときは「なんとかしなければなあ」とは思います。
しかし、その“温かい面”を聞くと、見る視点が間違っているのではとも思います。
一面だけ見ると問題、もう一面から見ると組織になくてはならない人。
人をどう見るか、難しいです。
ただ、言えることは、その強い役員にどんどん向かっていくことで社員が強くなるのは間違いありません。
つぶされる人は少しいたとしても・・・・。
その人の強烈さがなくなれば、その人でなくなるし・・・・。



★本の紹介
★風土改革が成功する秘訣を書きました。職場風土を変えたいと思ったときに読んでください。
★タイトル名:『ギスギスした職場はなぜ変わらないのか』
★著者:手塚利男
★出版社:Nanaブックス

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