東京都庁ビルが曇り空を背景に元気なく建っています、そのわけは・・・

今日はお客様との打合せのために新宿に出かけました。
目的のビルに向かって歩いていると、東京都庁ビルが視界に入ってきました。
曇り空で、雨もパラパラ、都庁ビルも心なしか元気なく建っているように見えます。
そう、2016年のオリンピック誘致に敗れてしまった「東京」、そういう目で見ているのでシンボル的な都庁ビルも元気なく見えるのだと思います。
残念ながら誘致には敗れましたが、私個人は「そうだろうなあ」と受け止めています。
オリンピック誘致には国民の降り上がりがないという指摘もありましたが、「なぜ日本で、なぜ東京で、やらなければならないのか? これまで一度も開催したことのないところで開催させてあげたほうが良いのではないか」という思いのほうが強かったのではないかと思います。
多くの国が開催し、多くの国の子供たちに見せてあげたい、それが、日本人として、大事にしている気持ちだったのではないでしょうか。
それがあって、「是非日本でやりたい! 東京でやりたい!」という大きな声にならなかったのではないでしょうか。
多くの人たちが、東京に誘致するために頑張ったと思いますが、私は今回の決定は良かったと思います。

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