映画「沈まぬ太陽」が話題になっています。
ある航空会社のエリート社員が組合活動で経営側と激しくやり合ったために、それが原因で海外勤務を命じられ、転々とさせられ、10年も冷や飯を食わされます。
組合活動で色がついた主人公は経営陣から睨まれ、本社に戻ることはできません。
私も2年という短い期間でしたが、ちょっとだけ“飛ばされ”を体験したことがあります。
風土改革活動に自ら手を上げて改革活動をしていましたが、経営トップ層が変わり風土改革の後ろ盾がなくなり、色がついた私は関連会社に飛ばされました。
2年という期間で終わったのは会社を辞めたからです。
映画「沈まぬ太陽」の主人公は10年間耐えますが、私は、2年で見切りをつけました。
10年も耐えたモノはなんだったのでしょうか?
私は風土改革において、「やり過ぎではないか」と言われるぐらい思いを込めて活動しました。
しかし、思いを込めて活動したことと“飛ばされ”の体験もあって、今、プロとして風土改革の支援ができるのだと思います。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)
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