問題の顕在化ツールとしての満足度調査

モノづくりの現場では問題を顕在化するために“異常があったらラインを止める”という仕組があります。
では職場の活力の問題を顕在化するツールもいろいろあります。
オフサイトミーティングという場もそうです。
組織のしがらみを越えて議論することで今まで隠れていた問題が見えてきます。
社員満足度調査も一つのツールです。
この満足度調査結果を基に話し合う事で見えなかった問題が見え、改善しやすくなります。
しかし、この満足度調査を外部に委託し、その分厚い報告書をもらってそのまま机に積んでいる会社も時々見かけます。
かなり高額な委託費用をかけて・・・もったいない話です。
今日は、風土改革支援をしている会社で、自分たちが議論に使える満足度調査について話し合いました。
ポイントはどういう職場にしたいか、どういう時に働きがいを感じるのか、どういうことで満足感を得られるのか、決して楽をすることではない、・・・などなど。
満足度調査も活用できる内容にすれば、定点観測し問題の先取りをして、早めに対策を打つことにも有効だと思います。
高額な調査費を使って、出た結果を机に積ん置くことだけは避けてほしいと思います。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)

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