コンサルの世界では大先輩にあたる人から、「本を書くことで書きながら新たな「商品」が出てくるんだよ」と言う話がありました。
「商品」というか、コンサルティングの「テーマ」と言ったほうが良いと思います。
この方は、コンサルビジネスで20数年、トヨタ式で、いまだに第一線で活躍されています。
その間で出版した本は十数冊、約2年に1冊の割合で出版していることになります。
本を書いている途中で新しいテーマに気付く、そのテーマでコンサルティングして結果が出る、それを本にする、その本にする途中でまた新しいテーマが見つかる・・・、この繰り返しだそうです。
その方がおっしゃりたいことは、本を書く行為を通して考える、この考えることが大事だと言う事です。
私も、出版ではありませんが、毎月(以前は月に2回)改革レポートをお客様に提出していますが、レポートを書いているうちに「今度、あれを提案しよう。やり方を変えよう」などと、確かに、新しい気付きがたくさんあります。
如何に自分を“深く考える”という情況に追い込むかということでしょうか。
(記:株式会社プロフェス 手塚利男)
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