組織内に業務改革推進室や工場革新推進室、プロセスイノベーション推進室、など組織内に変革を仕掛ける部署を持っている企業は多い。
変革を仕掛ける「変革推進室」のあるべき姿は「ニーズ」があって支援していく姿だと思う。
そのためには、製造や開発やスタッフ部門が自らの意思で変革に取組み、自分たちでできないことを「変革推進室」に支援を依頼する。
設計現場では、CADなどのツールの使い方も「変革推進室」から押し付けられて使うのではなく、設計現場が自分たちの意思で設計効率を上げるために、自分たちの意思でCADの使い方を支援してもらう。
しかし、多くは、「押しかけ変革」が多い。
変革を押し付けられる側が不満を持ち、押しつけている側も嫌な思いをしている。
変革を成功させるには、変革を求められている部門が自分たちの意思で変革に取り組む状況をつくり、それに対して「変革推進室」ではなく「変革支援室」が支援することが必要です。
私の風土改革支援も時には押しかけ支援になることがありますが、そういう時は、私のモチベーションも下がります。何か、身体に良くない事をしているような気分になります。
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