女性のキャリア形成の難しさを実感する

女性のキャリア形成で1つのカベというか制約があるとしたら妊娠
そういうことは、色々な場面で見てきました。
そういうことで悩んできた人も多くいることも知っています。
妊娠したがゆえに、一度は、仕事から離れなければならない辛さも聞いていました。
しかし、
自分の娘が、そういう状況になってみて、
あらためて、社会的な受け入れが整っていないのだと思うと同時に、
整ってないことにあらためて気がついた自分に腹が立ってきました。
娘はパテシエを目指してイタリアンで働いていましたが、
先月、妊娠していることが分かりました。
新しい命ができたことは素晴らしく、妻と家族で喜んでいます。
仕事のほうは、娘もしばらくは働くつもりでした。
しかし、妊娠していることを報告したら、その日のうちに辞めることになりました。
なんと!! あまりにも早い決定に、驚きました。
詳しく聞くと、店の責任者の1人が妊娠していた時に働いていたために流産したという経験があるとのこと、
その経験から「無理しないで辞めた方がよい」という結論になったようです。
大事に思っていただいたことはありがたいですが・・・。
昔の人は、出産直前まで働いていましたし、妻が妊娠した時も、いすゞ自動車に勤めていましたが、直ぐに辞めるようなことはなかった。
規模の小さいところは、そこまで配慮できないということかもしれません。
妊娠した女性が働く環境は、大手は少しは整ってきたと思いますが、
規模の小さなところはまだまだですね。
娘が言うには、妊娠してから味覚が日々変化しているようですから、同じ店で働き続けることは難しく、辞めることになったと思いますが・・・。
娘には無事に生んでもらい、働けるようになったら夢の実現に向かっていってほしい。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男

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