「夜明けのスキャット」と重ねて蘇る昭和44年の慣れない都会暮らしと想い

昨年の暮れから歌手の由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」がヒットしています。
レコードが発売された昭和44年3月10日は私が山形から集団就職列車に乗って上京して2年目の年。
夕方、商店街を歩いていると、どこからとなく「夜明けのスキャット」が流れていました。
3月とはいえ日が落ちると寒い時期でした。
少しは都会暮らしに慣れましたが、親元を離れた生活にはまだまだ不安があり、その時の「夜明けのスキャット」は私にはとてももの悲しく聞こえました。
同時にかすかですが、「負けてたまるか」という想いがありました。
今朝もあるTV局が「夜明けのスキャット」を取り上げていましたが、あの当時をまた思い出しました。
あの時の想いが原点です。
『出会いから変革の想いに火を灯す』手塚利男

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