69歳介護士奮闘記〜最後を迎える

101歳のご利用者さん頑張って亡くなった
今朝、職場に行って昨日お亡くなりになったことを知った
昨日は休みだったのでお別れができなかった
残念だ
一昨日はお元気だった
朝から、船村徹さんが作曲した歌謡曲を聞いたり、小椋佳さんの歌を聴いたりしていた
船村徹さんの歌を一緒に聴いて
良い歌ですよねえ
と言ったら
突然、船村徹さんの奥さんは歌手でしたかね?
と質問された
その場ではわからなかったのでネットで調べて
歌手でしたよ
と言ったらなぜか笑ってそうですかと笑顔で返してくれた
一昨日の夜7時過ぎに帰る時に、これが最後のお別れとは思っていなかったので
手を握りあって、
次に来るまで元気で
と言うと、
ありがとう
と両手で握って返してくれた
ただ、今思うと ありがとう には最後の想いが入っていたように思う
スキーのストックにような杖を使って「ゆっくり ゆっくり」と言いながら歩いていた姿が昨日のことのようだ
今も、ゆっくり ゆっくり と言いながら向こうに歩いていると思う
他のスタッフと 悔いのない支援をしたよね と同じ思いを共有し合った
九州の方の島の中にある小学校の校長先生をされていた
最後まで私たちにとっては偉大な教育者であったことを施設の生活から教えてくれた
ご冥福を祈る
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