69歳介護士奮闘記〜左手の動きがおかしい

今まで経験したことがない身体の異常を感じた
朝4時にトイレに立った時、左手でトイレの取手をつかんだつもりがとどいていない
あれ
寝ている時に左腕を下にして寝たので痺れたのか
でも違う
ひょっとして
両腕を前に上げてみた
左腕が下がってくる、自分の意思ではなく
兄も経験したあれかな?
とっさに頭に浮かんだ
そのうち軽く吐き気がしてきた
間違いない
時計は4時半
朝イチでかかりつけ医に診てもらうことにし、布団に入った
家族が起きてきたので状況を伝え、9時になるのを待って娘に医院に送ってもらう
診察結果から紹介状をもらい横浜旭中央総合病院で診察を受けた
MRも撮った
先生の判断は脳梗塞とは言えないが今朝の症状が出たのは事実、検査入院をした方が良い
ただ、症状も治ったので入院しないで薬を飲んで経過観察をすることも可能、ただし、真因は分からなくなる
入院期間は1週間
10分待つから入院するか、しないか決めなさい
との指示
職場に電話するが施設長は不在
決めた、入院しよう
そのまま家に帰らずに入院となった
妻がLINEで「検査入院だね」と言っていたがその通りになった
PCR検査や肺のレントゲン検査、血圧や血液採取、点滴用の針を取り付け、そして6階の個室に移動
あっという間の出来事
娘に着替えなど入院に最低必要なもの、それとスマホの充電コード、タブレット、などを届けてもらった
パジャマが入っていなかった
新型コロナウィルスへに感染していないことが判明するまで個室から出れないとのこと
トイレ、洗面台はない
TVはあるがカードがないと観れない
お金を渡してカードを買ってきてもらおうと看護師に頼んだら私が触れたものは受け取れないとのことで断られる
コロナ感染策の影響か
オシッコは尿瓶に、便の時だけ看護師に許可を得て部屋に外のトイレに行くことに
この先何があるのか分からないが心配しても仕方がない
施設長と3階のリーダーには連絡がついたのであとは病院に身を委ねることに
読みかけの本をひたすら読んだ
点滴が始まった、この点滴は次の週の金曜日まで続いた
18時ちょっと前にお茶が届いた
その後に夕食が届く
朝から何も食べていなかったため妙に美味しかった
この時のご飯が普通食ではなく軟飯だったが、その理由は後で分かった
消灯は21時、まだ3時間もある
本を読み、スマホでラジオや音楽を聴く
21時過ぎ、寝ることにした
部屋が明るく、隣の患者の健康管理器材の電子音が聞こえてきたり、看護師さんの足音など耳に入って寝付けなかったが、明日は仕事もなく早く寝なければならない理由のないので自然に眠気が来るのを待った
これで検査入院の1日目が終わった
夜中、看護師さんが点滴の交換や、尿瓶の尿を捨ててくれたりした
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