69歳介護士奮闘記〜柔軟に対応できるか

今日は久しぶりに2階の早番だった
早番は7時から16時まで
早番は1日のスタートをつくる
起床介助からスタート
ポイントは夜勤の方との連携
7時の段階で何人起きて着替えてフロアに出ているかによって早番の仕事の負担が変わる
今朝、出勤して見ると何人かが起きているだけだった
聞けばOさんが早朝から落ち着きがなく動き回って、目を離せば転倒の恐れがあった
そのためにOさんを見守りながらの起床介助だったために介助できた人は少なかったとのこと
そういうこともあるだろうと予測していたので特に驚かなかった
早番は今月から朝の配薬をやることになった
配薬の仕事には目薬をさしたり食前食後のお薬を飲ませてあげる介助がある
もし利用者さんを間違えたりすると命に関わることもあるので最も緊張する仕事の1つ
一人ひとり、飲み方が違う
自分で手に取って飲む人もいればスプーンや容器に入れて私たちが直接お口に入れてあげる人もいる
また、水で飲める人もいれば、誤飲の可能性のある人にはとろみをつけた水かゼリーに近いもので飲む人もいる
中には自分でスプーンを用意してそのスプーンに粉末状の薬を何種類か乗せてあげ、自分で少し水を入れて自分で飲む人もいる
そのスプーンはカレーライスを食べる時に使うような普通の大きさのスプーンだが他の人にも薬を差し上げなければならない忙しい時にやるのは大変
急いで入れなければならない
全集中だ
まるで運動会のスプーン競争みたいだ
などなど、薬の差し上げ方が複雑、忙しくしている時、間違いがあっても不思議じゃない
間違えた場合は事故扱いとなり事故報告書を書かされる
今まで夜勤者がやっていたが夜勤明けで最も疲れているために事故が起きるのだろうという配慮から早番の人がやることになった
2階の朝の配薬は2回目なのでどうやったらスムーズにできるか頭の中でシュミレーションしていたが今回は看護師である夜勤者がやってくれることになった
そのうち8時30分から日勤の人がくる
日勤も人によって仕事に入る時間はバラバラ
8時20分には職場に来て連絡ノートをチェックし状況を把握し食事介助や下前、摂取量の入力、居室への誘導や口腔ケア、などをやる
この日勤の仕事ぶりも人によって違う
8時30分きっかりに来てノートに目を通す人もいる
遅くはない
8時30分から始めればよいのだから
早く入る人、遅くというかギリギリで入る人に合わせてこちらも合わせる
配薬もしながら食事介助、下膳、摂取量の入力、居室への誘導、自分で歯磨きができない人には口腔ケア、
一通り終わるのは上手くいって9時前
その後、夜勤者が朝の引き継ぎに行って得た情報を早番の人、日勤の人、風呂当番の人、に伝えてくれるのを聞く
自分のノートにメモする
その後、居室からの呼び出しやトイレ誘導、などしていると915分ぐらいになる
そのあと休む暇もなく午前のお茶(コーヒー)の準備をする
お茶もコーヒーだったりミルクティーだったり、砂糖の量や種類がちがう
1人ひとりの好みに合わせてつくる
そして、フロアで飲む人、居室で飲む人に合わせて配る
そのうち遅番の人がくる
自分では飲めない人には居室またはフロアで介護して飲んでもらう
この時も、日勤者、遅番の人、人それぞれ手伝い方が違う
手伝ってもらわなくても1人でやるつもりでいるので同様することはない
こうして10時半か11時には早番としてのピークは終わる
13時からの排泄介助はあるが午前中の業務量には比べれば楽なものだ
状況は刻々と変わるから柔軟に対応できるスキルとハートが大切だ
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