介護現場、家族の想いとギャップ

ご利用者様のご家族の想いは、その人に合わせた介護を望む

一番は、オムツのことだ

うちの人にはオムツはさせたくない。本人も望んでいないはずだ

トイレに行きたくなったら必ず連れて行ってください

家にいた時もオムツはしていない

だからオムツは買わないでください

本人は立つこともままならないのに

二番目は、日中は起こしてください。寝たままにしないで

寝たきりにしたくないとの思いだ

わかるが

人によるが、起きて車椅子に座っていることが苦痛な人にとっては、本人は望まない対応だ

また、起きてきてもらっても何もしてあげることはできない

せめて音楽を聴いてもらうかTVをつけたり映画を流したりするくらいだ

フロアや居室で塗り絵や脳トレをやる人は、家族は寝たきりになる心配はしていない

本人が嫌がるのを無理やり起こしてくる

フロアに出ても本人は寝ている

中には奇声や暴言を発する人もいる

ゆったりとした生活をしたい利用者には迷惑な話だ

暴言や奇声につられるように他の利用者も興奮して大声を出す

夜は眠れず不眠になる人もいる

食事が終わったら、さっさと居室にお連れするしかない

ご家族はその様子は知らない

施設側は入居者を獲得するため何でもご家族の希望を聞く

現場の気持ちとギャップがある

奇声や暴言を吐きたくなるのは現場の職員だ

時には、本当に暴言を吐く職員がいるから困ったものだ

利用者さんと接していて、私にはどのような認知症の症状が出るんだろうかと気になる

ちょっと微笑ましいスケベ爺さんくらいが良いかな^_^

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