「できない」と言わない上司

上司が「できない」と言うと「できるようにするのが管理者としての君の役割だろ」と言われる。
「君の役割だろ」と言った上司には「一緒に考えようじゃないか」という姿勢は見えない。
なぜ「できない」のかという本質的な問題が顕在化されないまま、「できるようにするのが管理者としての君の役割だろ」と言われた上司はただ黙ってしまう。
そして期末になって「がんばりましたができませんでした」と説明する。
すると、さらにその上の上司も「がんばりましたができませんでした」ということに対して、「がんばったんだから仕方がないか」と認める。
毎年、このやり取りを繰り返し、“やらせたつもり”と“やったふり”がまかり通る企業風土ができあがる。
こういう企業風土をなんとか変えたいと思います。

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